つやま和牛は新鮮な澄んだ空気と自然豊かな津山の大地でのびのびと育った牛だから、程よく引き締まった赤身と、細かく入ったサシ(霜降り)のバランスが絶妙です。
脂がとても上質で、口の中でサラリととろける柔らかさ。後口はあっさりしていながらも、深く濃いうま味が広がります。ステーキやすき焼きなど、どんな料理にしても幅広い年代の方に召し上がっていただけます。
〜津山と牛肉の歴史〜
和牛三大系統の一つ「藤良」の聖地である岡山県は、第1回全国和牛能力共進会(牛のオリンピック)が開かれるなど歴史が深い県です。
中でも津山市は古くから牛馬の市が開かれ、牛馬流通の拠点地域でした。江戸時代の日本で肉食が禁止されていた際にも、滋賀県彦根市と並んで、健康のために食べる「養生食い」が行われたと言われています。
津山市はブランド和牛になる前の仔牛を育てて全国に出荷する繁殖農家が多いのですが、技量のある畜産農家が「自分たちでブランド和牛を育てたい」と思い始めました。そこで2014年から肥育が始まり2016年4月、ついに「つやま和牛」が初出荷されました。